遥か彼方 砂漠の岸辺に 毅然と 高く 高く ひとつの竜巻が 産ぶ声をあげる
怖かったのは こんな気持ちだった、、、
怖かったのは こんな気持ちだった
飛んでもいいよ と 空が言う 怖かったから こんなに 大きいことだった 羽根をひろげた 背中になる 飛んで来いよ と 空が言う
生か死の 恐れに 怯えずに 生と死との 畏れを 抱きしめて
勇断の 腕を伸ばした わたしのことを すっと 見守っていてくれた あの いつか生まれた わたしに会いに
今 始まった 旅から また
歩いていく
いつか この手で 砕く ”自由”は いらない
いつか この足で 立つ いつか この手で 砕く
自由のままで 自由のもとに 自由という名で いつか 砕く ”自由”など いらない