いなびく風が ガラス窓を叩く
 夜

春の訪れ でもなく
嵐の前触れでも、、、
もう 始まっていたことを知った

いぶかしげなその目で 見て
あなたの腕が
わたしを 丸く 包んでいるの

わたしはまだ あなたに触れずにいる
あなたの方から 会いに来たのよ


秋空のよに 移り往く
雲間を眺めて 飽きない 夜

夏のアルバム 去って行き
別れの便り 待ってない 

いずれ 続いていることを
           認めるのね

HOLD ME、、、、、   
何も信じないと 言っている眼差し   
あなたが 時間を
わたしを 固く 止めているの   

今まで 何も 聞いていない   
あなたの力は 言い聞かせてしまう   

波間と 潮風   
 遊ぶように   
ひとつの渚の 砂粒の   
ふたつが あなたと わたしなの   

ひとつの星と 月影の   
二人が あなたと わたしなの   

   〜 photo by "an", thanks 〜

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