ハンカチ 髪に 巻き付けて
                    自転車こいで いつもの
                    図書館までのコース

                    雨あがりの 匂い
                    季節はずれな 眩しさ


                色という 色の
                悲しみ 塗り尽くして
                真っ白になった

                 思い出
                画用紙

                破いてから 出かけたよ


                     しゃがみ込んで CDの背表紙
                     特に 意味もなく にらみつけてた
                     悲しみ とうに 泣き止んで
                     いきなり 怒りで 胸裂けそうよ

                     特に もう 意味もなく
                     踊りはじめてた

                     さみしさに あまりに 頼りすぎて
                     とうとう怒りで 気が変に なる前に


                掃除機で 吸い取って
                捨ててしまうのよ

                血走ったよな 音符の破片
                鼻歌で すべらせて
                埃にも 負けない
                埃に なんか
                ベッドカバーに 重ねてね

                いつもの あの 新しいコースだよ
                いつもと 少し 違うコースだよ
                夕暮れ 近づく頃には きっと、、、
                君のこと ずっと 信じていくんだし

                また 雨ぐもの 匂い
                季節ちがいの
                やけに長い 二日目の
                      聞こえない 雨

                やけに 振りそな
                      二日目の  雨
 

               〜 〜  " God be with ye. "   for S*M*Y xxxx  〜 〜

dayme2002@cool.ne.jp
2002/5/11/ 
by "mitorino"


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