今に思えば と今だから思う わたしに似てると 言われる人を 慕う人が 好きだと話した歌のことを こうして心の壁に 涙がさらさら 流れていくのを観ながら 聴いている 私に続く道には まだ残りがあるから 人には見せないで 歩いていきたい こうして魂の木に 雫が宿って 森の泉に成っていくのを 見つめている 茂って集って 寄り添いなる森のこと 私の道の続きの途中にある 出口を足音でそっと辿れる