全てわかっていた本当に この星のこと自分のこと それは悲しみと嘆きで出来ていた 鎧を胸に巻いたまま 抱かれてしっくり来なかった 重過ぎた一人で取り扱うには 太陽を浴びていながら凍えていた 誰のことも考えていた わからないでいい本当は いい事も悪い事も制裁せず 息を感じて膨らんだ 触れられて穴が開いていく 求める頼りでかすかに充満し 眩しさは手でかざして注がれる 目をみはって自分のこれを 考えていた誰のことも でも自分のことを想っていた 今 目をみはって今の自分を 抱きすくめて愛おしく 手は広げるために伸びる そしてわたしのものにするために この世界のこと 自分のものに 差し出してくれる あなたのものに 打ち破って 巻かれろ 飛び込んで 高く近く なすがまま あなたとともに 打ち破って 裂かれよ どうなっても どう行っても 在るがまま あなたが居るなら