テーブルに着いた二人の指に 震えが伝わるのはなぜだろう 僕は知らないわからない それは明日の天気予報のこと それとも私たちに関係ないこと 君の取り巻きを払ってみたい とつとつと波が押し寄せては 揺れても立ち向かう心にかぶさる 窓を開けては閉じる鍵を隠して まばたきを数えてしまうなぜ 外の光りはとてもまぶしい それは今日この街で芽生えた それとも君にすら関係ないこと おろしたての靴を汚してみたい 西に電車が着いては東に発車 もたれては反れていく肩に 震えが止まらないのはなぜだろう かけひきを拒む まなざしにうつむく 幾夜もリピート出来る曲を探す 落ち着いた恋の歌が言いつける 君のつれないつぶやきそれとも 私のつれなさ 震えが止まないのはなぜだろう 私のつれない怖気それとも 君のつれなさ 今日も夕日の中にのぞき込む