テーブルに着いた二人の指に
震えが伝わるのはなぜだろう

僕は知らないわからない
それは明日の天気予報のこと
それとも私たちに関係ないこと

君の取り巻きを払ってみたい
とつとつと波が押し寄せては
揺れても立ち向かう心にかぶさる


窓を開けては閉じる鍵を隠して
まばたきを数えてしまうなぜ

外の光りはとてもまぶしい
それは今日この街で芽生えた
それとも君にすら関係ないこと

おろしたての靴を汚してみたい
西に電車が着いては東に発車
もたれては反れていく肩に

震えが止まらないのはなぜだろう


かけひきを拒む
まなざしにうつむく

幾夜もリピート出来る曲を探す
落ち着いた恋の歌が言いつける

君のつれないつぶやきそれとも
私のつれなさ

震えが止まないのはなぜだろう

私のつれない怖気それとも
君のつれなさ


今日も夕日の中にのぞき込む
















by   metoeruri  2014 / 03/ 15/