波面に浮かび始めた来風
このままならどこまで行くのだろう


僕なら曳いた船を差し出し
旅の先を問い正さない


そう言う人に出会えるため
遠回りしていた道を繰り

この現象を受け入れる


白日夢に顕れた浅い眠り
重なり合う思い出への門

この現実を承る


私なら

くぐり抜けるまで駆けて来た
足早な人生の横顔を刻む

この腕胸に受け入れる


みめ麗しき旅立ちたちを

この行き先を仲間入れよう

みめ麗しき旅立ちの唄に















by   metoeruri  2013 / 10/ 31 /