躍る心触れる膜が張る 降り下りる稲妻は純情

思い切れば濡れた肩から 穴がほころび広がるけれど

浅い眠りに覚め落ちるまで 人工的な寄り道だけに蒸発し 不器用な愛着だけで空回る

堅苦しさを打ち破る手立て かたくなに選り分ける嗅覚 縫い込んでも糸束が殻回る

振り切って潤んだ瞳から 膝まづき祈り叶い伝わるのなら

手平と手平を合わせます 動脈と静脈を通わせます

打つ雨も敵わない反逆の 津波ですべて壊してしまいます


もう もう 戻らないで














 by   mito-rino  2011 / 10/ 25 /