おんなじ事繰り返してるっていうかい

冷静に構えていられなかった
君と同じ言葉を叫びたかった

一瞬も君から目が離せなかった
髪も身体もジャンプジャンプ

おんなじ夜が終わらないって思うかい

昼も夜も朝もいつだってけだるい
頭から離れていかない感情の塊は

おんなじ唄絞り出してるって言うのかい

今日驚いたようにはっと気がついたんだ
誰も同じ気持ちを持ち合わせていないって

今日不思議なことに初めて理解できたんだ
皆んな同じ涙や汗を流しているような錯覚

斜めから正面から後ろ姿からライトから
君をみつめる瞳は負けずに光っているけれど

皆んな同じ感情を流していたような勘違い

愛する君と手を繋がせて伝わる電流も
恋しい君と心と心通じているよな感激も

切ない君に長い手紙を書いては捨てるごとに

君に一番強く近い僕の存在を感じ取るから

こればかりは切り離せない

ここに押し留めておけない

そうさ

愛している証に僕は手放すよ

愛している様を僕は差し出すよ

愛している証に僕はあきらめるよ

愛している今の僕からも何からも

君を誰からも分け隔てる盾になるよ


君の思うまま
君の思うがまま

君のしたいまま
君のしたいがまま

君が分かって欲しいまま
君が理解して欲しいまま
君が欲しがっているまま
君が求めているがまま

僕の努力の及ぶ限り

君と理解しているなんて
わがままを捨てるよ

愛している僕は手放すよ


解き放たれた気分が

そうさ

君に起こるといいな

君が

拾ってくれるといいな







 by   mito-rino  2011 / 09/ 10/