君から落ちた一粒の涙を
僕の知らない誰かが拾う

君の吐いたやるせない息を
僕の触れない小箱に詰める

丸くうずくまった背中を見たよ

君の指空に投げる仕草を見たよ

この足場で待っていれば
結んだ糸を軽く引けば

また戻り巡って来るんだと思っていた
ただじっと成りゆきを見守っていたら



君から掛けた想いのたけを
僕の知らない誰かが受ける

君が架け橋た虹の尾根に添い
僕の至らない誰かが渡る

いいえあなたは知らないだけ

そしてわたしは知りたいだけ

一万光年翔けた星は動じない

この世界と世界繋ぐ天国の役目

美しいありさまで果たしている

そんな気がする

見つめ合えた日に



そばに居よう


言ってくれる

言ってくれる


































おいで















 by   mito-rino  2011 / 11/ 10 /