やみくもに 夜が去り

 むらさき 陽が ひそむ

   この朝を 生きるなんて
   気休めは 嫌だよ
   昨日で 眠りたい
          

 友達も 破いたし

 約束 もどらない

   あの道を たどるなんて
   無理知恵は 嫌だよ
    明日が 寄りつかない
                             

   希望を投げたら もどるのか
   くうに向けたら 返るのか
   反応と いうやつに 焦がれてた
   あこがれ 届いたか
   昨日で 眠りたい

   橋 架けて 行く駅は
    まだ見ぬ 場所なのか
   風にさらされ 渡るのは
   選んだ あの旅か
   あの日なら 走りたい
          

   滑る轍に 残る雪

   溶けて 光りに 変わるのか
   横顔向けて ホームから
   銀色 電車が 君乗せた
   あの時を 追いかけて           

   これが自由と 締め切った
             
   窓から窓は 開くのか
   背中を向けて 早足で
   始発電車に 飛び乗った
   あの雨に 抱かれ行く
                



千秋楽に たたずんだ
あの曲を 唄いたい

青い夢 名前もない
だけど だけど だけど



あの夢よ 目覚めるとき
あの夢を 抱きとめて
あの夢よ 目覚めたい
あの夢で 目覚めたい
              

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