軽く眼鏡をかけて見えるの 誰にも内緒は少し嬉しい事・・・ 人は皆深い底から首を上げる 背けたくなるよな眩しさを求めて 探していたと分かった君と会え また降りない旅に出る事を知る 苦しみ悲しみと分けられるとしても また君を探す旅を生きるのだと思う 同じではなくともこのわたしの人生を 選んで来た最善のチャンスを越えた 峠道をまた嗅ぎ分け昇るのだろうと 君と激しさのまま恋した幻の時は ついと逃げ去って行った君の姿を 追って倒れた坂道に立ちのぼらす 息すくんだ陽炎に燃え落ちた涙 通り雨に黒く染まるアスファルトが 放たれる熱さにまた乾き照り出す 誓い忘れないよう釘を刺す夏は その日その日が拭い切られるから 天気に降られ振って見紛う情熱の虹 冷えてなお焦げ尽きぬ橋が渡る 願い叶えられるよう君想う夏は あの日あの時を忘れられないよう あの日あの時を忘れられない様