監督：ルカ・グァダニーノ	
製作：ピーター・スピアーズ、ルカ・グァダニーノ、エミリー・ジョルジュ	
　　　ホドリゴ・テイシェイラ、マルコ・モラビート	
　　　ジェームズ・アイヴォリー、ハワード・ローゼンマン
原作：アンドレ・アシマン『君の名前で僕を呼んで』
脚本：ジェームズ・アイヴォリー
撮影：サヨムプー・ムックディプローム
衣装デザイン：ジュリア・ピエルサンティ
編集：ヴァルテル・ファサーノ
音楽監修：ロビン・アーダング
挿入歌：スフィアン・スティーヴンス

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★★★★☆


1983年ヒット作、「Ｌａｄｕ　Ｌａｄｙ　Ｌａｄｙ」の懐かしい旋律が、切ない想いで胸を締めつける。

「葬るな…」父親の言葉が、しなやかに記憶に刻まれます・・・。 　


　

監督：リチャード・ロンクレイン	
製作：アンドリュー・バーグ、ジョン・サックス	、メグ・レナード	
　　　ニック・モアクロフト、ジェームズ・スプリング、シャーロット・ウォールズ	
脚本：メグ・レナード、ニック・モアクロフト
撮影：ジョン・パルデュー
衣装デザイン：ジル・テイラー	
編集：ジョニー・ドークス	
音楽：マイケル・Ｊ・マカヴォイ

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★★★★★

　 　姉役セリア・イムリーが、終始涙を湛えながら演じていたのが印象的。
また主役である妹を演じるイメルダ・スタウントンの控えめながらインパクトある魅力的表情が満載。
人生の窓際に追いやられたと嘆くよりも、いついかなる時にも自分の人生を主人公として生き直し始められるのだ、と勇気と情熱をもらえる素敵な作品。
「信じて飛ぶのよ！」〜ラスト2分で絞り出し泣きが出来る！（それまでは、堪える事を超〜オススメします）

　

監督：ケヴィン・スミス	
製作：スコット・モシャー	
脚本：デヴィッド・クライン	
撮影：デヴィッド・クライン
音楽：デヴィッド・パーナー

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★★★★★

　 単純で純情を極めた漫画家オタクの男が惚れてしまったのはゲイの女の子。
同業者の親友の男の心配を「同性への愛の嫉妬」と捉えてしまうまでの純情ぶり。
ぎくしゃくしている親友と女の子を同席させて、「スリーサム」する事が問題の解決になる〜と くそ真面目に説得する場面にはもうひたすら大爆笑。
わたしの心を女と括らず理解してくれる「相手」を求めている私からしたら、
この情けなくも愛おしいバカ男ほど理想に近い男も居ない？？
青年の成長物語として？？わたしはこの作品が大好きになった。
マット・デイモン、ケイシー・アフレックのちょい出共演しているのも楽しめた。

　

監督：ジーナ・プリンス＝バイスウッド	
製作：ローレン・シュラー・ドナー、ジェームズ・ラシター	
　　　ウィル・スミス、ジョー・ピキラーロ	
製作総指揮：ジェイダ・ピンケット・スミス	
原作：スー・モンク・キッド『リリィ、はちみつ色の夏』	
脚本：ジーナ・プリンス＝バイスウッド	
撮影：ローヒエ・ストファース	
衣装デザイン：サンドラ・ヘルナンデス	
音楽：マーク・アイシャム	
音楽監修：リンダ・コーエン

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★★★★★

　 クイーン・ラティファ演じるオーガストの人格の崇高さと優しさに触れた時、 自然に涙が流れて来た。

母を誤って死なせてしまった、愛されたことのない価値のない自分・・・
そんな心の欠損感を抱え家出をしたリリィを、何も問わずに受け入れる姉妹の家と蜂とはちみつ作り。
嘆きの石の積み壁にそっと泣きに行く末妹の笑顔と横顔の、なんと綺麗で素直なものか。
やがて、黒人差別レイシストによる、友人の拉致事件と末妹の自死などを経て、 母親の過去の湧く泉と父親の心の荒野が明かされていくが、
リリィは、すでに愛されていたこと愛される存在であることを認知していく。
心から心が洗われる、美しいひと夏の物語である。

　

監督：リン・シェルトン	
脚本：リン・シェルトン	
ジェイ・デュプラス

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★★★★☆

　 主演の女優さんは、「ナース・ジャッキー」シリーズの方。
キレがありさっぱりと爽やかな表情がとても魅力的。
服役中に膨らんでいた自分の想い一つで暴走してしまう教え子を、うまく諭して現実に向き合わせていく。 いつしか、大人の距離感を得て、友情を育んでいくことで同意を得るところで終わる。
不安定な家庭のバランスをなんとか保とうと戦いながら、危うく自暴自棄になりそうな教え子への理解を持っている娘の繊細な感性に気づき、
「あなたは一番大事な存在、向き合っていくチャンスをちょうだい」と訴えかける場面は秀逸。

　

監督：ダーレン・アロノフスキー	
脚本：ダーレン・アロノフスキー

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★★★★☆　

エグさでマイナス0.5だが、怪作にして名作かもしれない〜
言いたいことは分かるし、言いたいことはあるが、あえて言えない。
狂気とトラウマの奥底を這いくぐり抜けて誕生再生を繰り返していくしかないマザーという生き物、男、女、人間たちの業〜。

ネタバレあり・・・・・

「道」を観た男魂への不快感以来の不愉快さに目を背けたくなったが、
ジェニファー・ローレンスの怪演技が迫って来て、トラウマを生き直しながらも一気に観終えることが出来た。

女は家を造り子を宿し我が身のように守ろうとするのに、
男は自身の能力の埋没と再起の行方を、家（マザー）に頼りきる。
自身の妄想と所有物はシェアされるものだと偽善大義を振りかざし、
築いて来た家（マザー）を狂人たちに開放する。
女が痛みと慈しみを伴い産み落とした子さえも。
場所をわきまえない浮世の狂人たちに。

果たして頼り切れない男を捨てる決意を持ってマザーは家（マザー自身）に火をつける。
焼けただれた腹に残る愛という名のデキものを獲り出してまで、再び所有しようとすることに躊躇いもない男。
babyと呼ぶ者を持たない自分に、ほっとさせられた（苦笑）。
男女ともに、一度観てしかるべき作品なのかもしれない。


　

監督：ギレルモ・デル・トロ	
製作：ギレルモ・デル・トロ、Ｊ・マイルズ・デイル	
原案：ギレルモ・デル・トロ	
脚本：ギレルモ・デル・トロ、ヴァネッサ・テイラー	
撮影：ダン・ローストセン	
プロダクションデザイン：ポール・オースタベリー	
衣装デザイン：ルイス・セケイラ	
編集：シドニー・ウォリンスキー	
音楽：アレクサンドル・デスプラ	

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★★★☆　

ネタバレあり・・・・・

大人の純愛ファンタジー
期待を持って観たので、やや短絡的な仕上がりに評価は残念ながら少し下がって辛口に。

彼女なりに愛を抱く理由がしっかりあって、それを親友に訴える手話のシーンには心打たれましたが。
「ありのままの私を受け入れてくれる存在」それは、誰にとってもかけがえのない宝物。
もっともっと彼女が「彼」の特異性に惹かれ交流を重ねていく経緯が丁寧に描かれていたらと思いました。
ラストは、私の大好きな「スプラッシュ」のエンディングを思い出したので、泣けました。
設定が「冷戦下」というのもやや時代に適ってなかったのかな。
さて、アカデミー賞の結果はいかに。

　

監督：ザック・ブラフ	
製作：ステイシー・シェア、マイケル・シャンバーグ、ザック・ブラフ、アダム・ブラフ	
製作総指揮：クリストファー・ウッドロウ、モリー・コナーズ
　　　　　　マリア・セストーン、サラ・Ｅ・ジョンソン、ホイト・デヴィッド・モーガン	
脚本：ザック・ブラフ、アダム・ブラフ	
撮影：ローレンス・シャー	
プロダクションデザイン：トニー・ファニング	
衣装デザイン：ベッツィ・ハイマン	
編集：マイロン・カースタイン	
音楽：ロブ・シモンセン	
音楽監修：メアリー・ラモス、ホリー・アダムズ

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★★★★★　

鑑賞は３回目。ザック・ブラフの感性の大ファンなんです。
２作目となるこの作品では、父親の視点から危うさの中にも堅い絆で結ばれていく家族模様を描いています。
ケイト・ハドソンの存在感が素晴らしく、切なくも可笑しく微笑ましいとってもラブリーな作品。

素敵なサウンドトラックの中でも秀逸なラストクレジットの曲をご紹介→「So Now What Performed by The Shins」

１作目「終わりで始まりの４日間 (2004)」もお見逃しなく。


　

監督：ハーバート・ロス	
製作：アーノン・ミルチャン、スティーヴン・ルーサー、ハーバート・ロス	
脚本：ドン・ルース	
撮影：ドナルド・Ｅ・ソーリン	
音楽：デヴィッド・ニューマン

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★★★★★　

もう７〜８回鑑賞しました。
ハーバート・ロス監督による女性作品は大好きです。
「愛情に終わりはあるとしても、けれども絆に終わりはない」
とにかく素敵な場面や台詞が散りばめられた、私にとっては秀作です。
何度観ても、じわっ。


　

監督：リチャード・ベンジャミン	
製作：アーノン・ミルチャン、マイケル・ダグラス、リック・ビーハー
原案：マーシャ・ブランドウィン、ネイディーン・シフ	
脚本：ホリー・ゴールドバーグ・スローン	
撮影：ラルフ・ボード	
音楽：マーク・アイシャム

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★★★

３回目くらいの再見です。
ウーピーの魅力がいっぱいつまった楽しい作品。
まだ売れてない頃のウィル・スミスも娘の彼氏役で登場。

監督：ジョン・アミエル	
製作：アーノン・ミルチャン、マーク・ターロフ	
製作総指揮：マイケル・ネイサンソン	
脚本：アン・ビダーマン、デヴィッド・マドセン	
撮影：ラズロ・コヴァックス	
音楽：クリストファー・ヤング

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★★★★

ビデオ時代に数回観てずっと再見したかったものを配信（ＮＥＴＦＬＩＸ）で発見！
ホリー・ハンターのキュートで凛々しい警官役と、シガニー・ウィバーの堂々とした？引きこもり教授の競演が見もの。メリハリもあり、見ごたえあるサスペンス。